自由診療の一つ

薬の研究

がんの治療において一つの選択肢として考えられているのが、免疫細胞療法です。免疫細胞療法は、現在特定の医療機関で受けることが出来ます。免疫細胞療法は自由診療で受けることが基本となり、治療費は全額自己負担となるのです。一般的な免疫細胞療法の場合には、1回の治療につき約20万円から30万円ほどの費用がかかります。通常は、1回の治療で終わることは無く数回繰り返して行なうことが必要となりますので、実質的な負担は100万円を超えることも珍しくは無いのです。こうしたことから、免疫細胞療法は治療を受けられる方がかなり限られてきます。治療の一つの選択肢として考えられてきてはいますが、未だ課題は多いと言えるでしょう。

免疫細胞療法では、自分の免疫力を治療に生かします。そのため、副作用もほとんどなく、安全に治療を行なうことが出来るとされているのです。がんと免疫との関係は、これまでも長い間研究が重ねられてきたテーマでした。がんの治療の難しさも、一つにはこうした体内の免疫システムが関わっていることが原因となっていたのです。そういった点に着目して免疫細胞療法は徐々に研究されるようになりました。がんを攻撃する免疫細胞のみを取り出して活性化し、体内に戻すという画期的とも言える方法が試みられるようになったのです。このような免疫細胞療法を行うことで、症状が改善するケースも見られ、少しずつ治療の手ごたえも感じられるようになっています。